炭火焼きと迷走とほろ苦さと
2024年11月27日 23:56
手前の魚は岐阜からの子持ち鮎。
この季節だけのいわゆる“落ち鮎”で、
夏とは違った味わいを楽しめます。
ヒレに飾り塩をつけて、シンプルに
炭火焼き。
ハーブと少々のヴィネガーと
柚子を効かせたソースで。
ソーヴィニヨンブランかメルローな
どと楽しみたいところですが、本音
を言うと“日本酒”が欲しくなる。
でも日本酒は取り扱ってな
い…。
実は昔はありました。
しかも“獺祭”。
しかも“獺祭”のネーム入りのグラスも。
色々と迷走してた時期です。
実は他にアイリッシュのシングルモル
トも4~5種類はあった。
ある晩、お客様に「マスター!気持ち
はわかるがワインに集中しなさい」と
言われそれらを辞めたのを思い出させ
る鮎の炭火焼きはちょっぴりほろ苦い
のです。
結果、ワインに集中し過ぎてウォ
ークインワインセラーまで作っち
ゃったのはもう数年前にの事。
“ワインと料理 ティーパス”