2023年3月17日 23:21
たぶんお店は今年で17年か18年を迎え
ます。3月はいろんな意味で門出の季節。
と言う事で門出のディナーとしてのご予約
が多いのです。
若い世代で言うと、
お腹の中にいた赤ちゃんがこの春に中学生。
赤ちゃんだった子は高校生に。
年長さんだった子は京都へ進学。
高校生だった子はもはや東京で社会人。
二十歳になったらみんなそれぞれご家族を交
え一緒にワインを飲みました。

ちなみにウチの子が生まれた年のワインは
セラーで寝かせています。
(↑上の写真のワインじゃないです)

尚、お付き合いの長いおじちゃん、おばちゃ
ん……いや諸先輩方のお客様💦はこの17~
18年間空けるボトルの数は変わりません。
むしろ増えつつある……。
今夜もそんな時の流れを感じさせる雨の夜
でした。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2023年2月26日 23:51
思えばなぜか定期的に食材のマイブームを書い
ている気がします。
切っ掛けはコレ↓

鰯のインボルティーニ。
では鰯にはまっているのか?と言えばそうでは
なく、非常に今更ですがズバリ!“アンチョビ”。

コレ↓や、

コレ↓や、

コレ↓も。

ランチ、ディナーともにどこかではアンチョ
ビを使っているのに今、気が付きました。
カリカリのガーリックとアンチョビとオリー
ブオイルとレモン汁にハーブいろいろ。
あとケイパーやオリーブなども加えたり加え
なかったり……。ドロリと乳化させたソース
は絶品。20秒あれば簡単に作れるお手軽ソ
ースです。
とにかく泣きたくなる程、ワインに合います。

今週もたくさんの料理とナチュラルワインを楽し
んで頂きありがとうございました。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2023年2月19日 23:34
最近ちょくちょく“おまかせアンティパスト”
なる単語がこのブログに載りますが、専ら夜
はコレがベース。ワインに合わせてこちらの
おまかせでアンティパストを3品お出しする
セットです。
前回ご案内した牡蠣もそうでしたが、その際
にベシャメルソースを作ったので、今夜はナ
スで使いました。

鴨の赤ワインラグーを挟んだナスのグラタン。
アンチョビとクルミのソース。
ダイワファームさんのモッツアレラチーズを
たっぷり使っています。
死ぬほど熱く、死ぬほど濃厚。

今週もワインをたくさん入荷しました。

いつも思うのですが、こんな町はずれのお店
にも拘わらず料理とワインを楽しみにされる
お客様のご来店頂き本当に嬉しく思います。

定期的にご案内はしておりますが、夜は前日
までの予約営業となっております。
(お支払いは“現金のみ”)
私一人でやってる夜もあり営業時間に頂いた
お電話に出られない事が多々あります。
どうぞよろしくお願いいたします。

尚、この“おまかせアンティパスト”は私の中で
通称“おまアン”となっています。
ご予約の際に“おまアン”とお伝え頂けましたら
幸いです。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2023年1月20日 23:31
以前12月の中旬にもアップしましたが、
バルベーラ主体の2005年もの。
お店がオープンした年と同じ年。

なかなか手に入りにくいワインで、もともと
仕入数が少なかったのですが今夜、最後の1
本が出ました。

18年目を迎えた澱。
お店にもこんな力強い澱が溜まってるので
しょうか?
まだまだ熟成中で寝かせています。
いつごろ起きるのでしょうか?
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2023年1月14日 23:44
今夜のコースのパスタです。
一見、普通のトマトソースに見えますが、
京人参のピュレを使っています。
味が濃い人参とは言え、一連のコースの流
れとワインに合わせるとやや印象が薄い。

なのでゴルゴンゾーラチーズを溶かし込
み、味わいの奥行を出し、最後に芽キャ
ベツのバターソテーを添えて素朴さを出
しています。

この1週間もたくさんのワインを楽しんで頂き、
ありがとうございました。
なぁ~んて、柄にもなくっぽい事をほざいてい
たら、空き瓶を落として割ってしまいました。

おまけに、今日はずっと雨だったし……。
(追伸)先日はたくさんのオードブルの
ご注文ありがとうございました。

《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年12月15日 01:43
12/17(土)の夜は満席となってい
ます。
お料理の準備やワインの選定の為、大変
申し訳ないのですが、ランチの営業はお
休みさせて頂きます。どうぞよろしくお
願い致します。

さて、今夜のワイン。
バルベーラ主体の2005年。
まだ2000年代のワインとなると、そん
なに古くない印象があるのですが、実はも
う17年も寝かせています。
80や90年代ってなるとなんだか青春時
代の“いにしえ感”を感じるのですが、いつ
の間にか2000年代初旬は“歴史”に入っ
てたんですね・・。
尚、当店はその2005年の8月31日に
開業しました。まだ寝ています・・。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年12月11日 23:20
久々に驚いた1本。
フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の赤。
抜栓15分後から開きはじめ、30分、1
時間でそれに拍車が掛かります。
こんなに凄くいろんな表情を見せてくれる
ワインは初めてでした。驚き過ぎてちょっと
笑ってしまうぐらい。
メルローとカヴェルネ・ソーヴィニヨンの
2011年。でも残り1本。
※ディナーの予約は前日迄の完全予約
制となっています。(定休日にご注意
下さい)
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年11月18日 23:43
ランチも終わり、ディナーの準備中に寒い
冷たい雨が降ってきました。

節電の為、厨房のエアコンや電気ストーブ
は我慢しています。

余りにも寒いので、靴下を2重にし、マフラ
ーを巻こうと思ったらマフラーがない・・。

しかたがないので、タオルを巻こうと思った
ら既にマフラーを巻いてました。
それだけ寒かったと言う話。
11月下旬から12月にかけて貸し切りの
お問い合わせや仮押さえが増えてきました。
ドシドシのお問い合わせをお待ちしており
ます。
今夜もこんな寒い中のご来店、ありがとう
ございました。
※ディナーの予約は前日迄の完全予約
制となっています。(定休日にご注意
下さい)
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年11月9日 23:41
夕方にワインの納品がありました。
セラーに収めている時に既によだれが出て
います。どんな食材、料理に合わせようか、
どなたに飲んで頂くか、こんな事を妄想す
るのが楽しいのです。

でも、そろそろクリスマスの店内の飾り付
けをせねばなりません。なんだかんだで忙
しいのです。

サンタを置いて無事に終了。
もはや奥のツリーは通年置きっぱなし。
確か、昨年も同じ様なブログを書いた様
な気がします・・・。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年11月8日 23:41
月曜日は定休日。
よって、前日の日曜日の夜は特に気が
緩みます。

その緩み具合とは、
「1週間の最後の力を振り絞る」。
解放感があるからこそ、
「思いっきり自由に楽しみたい」。

特に夜はそのワインに合わせてテーブ
ルの状況を見ながらコンマ1秒で料理を
仕上げるので、そのギリギリのスリルを
思いっきり楽しみます。

一通り料理出しが終わったら「乾杯しよ
う!」と皆様が声を掛けてくれるのが嬉
しい。

ぼぼその為だけに営業している様のもの。
(知っている人は知っている)

僕のバカ話が多いかもしれませんが、割
合的には半々で重い話も多いです。
重い話とは“為になる話”。
“為になる話”とは僕にないエッセンスのある
お話を聞かせて頂ける時。

お客様本人から言わせれば世間話のつ
もりでしょうが、僕が勝手に「おぉ~、
この話は忘れんとこぉ~」って思う。

大事なワインと大事な食材を上手い事いい
タイミングで合わせ、お店(僕)とお客様
が一緒に時を刻むってのが理想。

次にまたご来店頂いたら「もっと楽しんで
頂きたい!」(僕も一緒に)と思う。その
為に気が付いたら勉強・研究をしています
・・してる時もあります・・・たまに。

そしたらまた「乾杯!」出来るし。
※ディナーの予約は前日迄の完全予約
制となっています。(定休日にご注意
下さい)
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年10月27日 23:55
まるで小学生の“努力目標”の様なタイトル。
このブログでも本当に忘れた頃に「ワイン
と料理の勉強を頑張る!」と書くことが実
に稀にありますが、今日もそんな感じ。

その機会は自分で作り出さねばならないの
ですが、得てしてお客様なり、お取引先の
業者さんだったりからその機会を与えて頂
く事が多いのです。
今日はまさにそんな感じの1日でした。

色々な出会いに感謝です。
僕は勉強と感謝を実によく忘れるので気を
付けます・・。
※ディナーの予約は前日迄の完全予約
制となっています。(定休日にご注意
下さい)
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年10月26日 23:13
思いっきりシチリアのワインと、思いっ
きりアルザスのワイン他を入荷しました。
知る人ぞ知る人気のワイン。

アルザスのLAURENT BANNWARTH
/ Edelは約1年ぶり。あの時のニュア
ンスとはまた変わっているとの事です。
(まだ試飲していない・・)。
ちなみに写真奥のムーニーは箱だけです。
入荷も在庫も残念ながらございません・
・。業者さんが今回のワインの入れ物と
して使っただけです・・。

今夜も楽しい時間をありがとう
ございました🍷
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年10月11日 01:48
季節柄、無花果をよく使います。
今夜はバターと蜂蜜、レモンでソテ
ーした無花果とゴルゴンゾーラのリ
ガトーニを合わせました。
仕上げに、これまた蜂蜜とレモン汁
にその皮を混ぜたソースをうっすら
回しかけます。
もっぱら温かいデザートの様なアン
ティパスト。

今夜もがっつりワインを楽しんで頂きあり
がとうございました。明日の火曜日はお休
みとなっています。

※ディナーの予約は前日迄の完全予約
制となっています。(定休日にご注意
下さい)
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年10月2日 23:48
物価高も去ることながら、先般の台風
の影響もありまだまだ特に野菜が入り
にくい状態です。

物価高騰は毎週の様に業者さんから価
格のグレードアップが更新されます。
特に輸入もの。

そんな最中の昨夜の12時に地震。

今年も残り3か月。
目に見えないウイルスや陸海空の
自然災害に対応せねばと思いつつ、
3(月)、4(火)はお休みを頂
きます。
尚、5(水)の夜は残り1組程の
空きがあります。ちょっとタイト
なんでワインとアンティパストぐ
らいでしたら。
以降・・「いつなんどき、誰のご予
約でも受けられる」状態です。
闘魂!!
今夜も楽しい時間を
ありがとうございました🍷
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年9月29日 23:40
明日で9月も終わり。
あっという間に秋の気配。

まだ厨房は暑く、でもホールに出る
とエアコンが効いていて汗が引き、
ともすれば風邪をひきそう・・・。

と言う訳で昨日の夜から早速ヒートテ
ックを人知れず着込んでいます。
異常な寒がりの僕にはキツイ季節がや
ってきました。

今夜の締めの1本は焼酎でした。
明日の昼、夜共にまだお席には余裕が
ございます。宜しくお願い致します。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年9月25日 23:36
連休最後の夜はひっそり。
でもテーブルの上のお皿は華やかに。
《お口取り》
セミドライ無花果とゴルゴンゾーラ。
無花果とゴルゴンゾーラ(ダイワファ
ームさん)は相性よし。レモン汁とそ
の皮&果肉少々&蜂蜜のソース。

《炙りイカとイカ墨》
香味野菜のディップとオレンジソース
とグリーンペッパーを少々。

《白身魚のパン粉焼き》
ソースは以前ご紹介したシチリアのオキピ
ンティさんの塩漬けケイパーとへべす。こ
のケイパーは凄いです。

《カルボナーラ》
滅多に作らないカルボナーラは自家製生
パスタで。ジャガイモのロースト添え。
ジャガイモはほとんどフライドポテト状
態にしました。コッパ(生ハム)を使っ
たのでちょっとしょっぱかったかな?

《宮崎牛のランプ》
ややレア気味にして最後は炙りました。
赤ワインとバルサミコソース。

《パウンドケーキ&ブラウニー》
ドルチェはいつもシンプルにしています。
あえてなんだかんだ飾ってないです。

もちろんワインと合わせたコース。
当店のお料理とワインを愉しまれる方に
こちらの好き勝手に作らせ頂いてるコー
ス。本当の意味で“シェフのわがままコー
ス”。ありがたくも勉強になります。
今回、個人的に一番美味しかったのは、ダ
イワファームさんのゴルゴンゾーラとオキ
ピンティさんのケイパー・・・。
う~ん、共に強烈な印象。
う~ん、ある意味素材ありき。
う~ん、自分、何もしてないじゃん。

明日の月曜は定休日で仕入&仕込みです。
でも少しは上のワインの様に一輪車に寝そ
べって休みます。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年9月21日 23:35
トスカーナの赤ワイン。
驚く程、芳醇。エチケットの通り優しく、
ちょうどいいまろやかさ。
台風明けのゴタゴタが吹っ飛ぶ程に驚いた。
でも残り1本・・・。

台風と言えば、片付けがてらなんだか普段
掃除しない所をその勢いで掃除しまくって
ます。

今日は庭側の壁洗浄。

マスクはしているものの外壁用の漂白を
少し吸って若干の片頭痛です。
今夜は貸し切りパーティーでした。
ありがとうございました。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年9月16日 23:32
やや落ち着いた感のあるコロナ。
人出も少しずつ戻りつつある様な
気がしないでもない様な・・まだ
よくわからない。
そんな折、ワインはじゃんじゃん
入荷した矢先のまた台風。

それはそうと↓は以前に仕入ていた
知る人ぞ知る人気のシチリアはオキ
ピンティさんのワイン。

今回はそのオキピンティさんの作る
オリーブオイルを2種類を仕入れま
した。
◆EXVオーリオ・パンタレイ2021
(トンダ・イブレア100%)
◆EXVオーリオ・ゲータ2021
(ノチェッラーラ100%)
料理に合わせて使い分けるのが楽しみ。

さらに“塩漬けケイパー”も。
先ほどのオリーブオイルとうまく調合
して万能ソースを作る予定。

ともあれ、コロナ、物価高をはじめ
腰痛、関節痛、切り傷、火傷など個
人的な事も含め、問題が山積みでは
ありますがまずは明日以降の台風の
影響でキャンセルが・・悲しい。
※ディナーの予約は前日迄の完全予約
制となっています。(定休日にご注意
下さい)
《ナチュラルワインと料理ティーパス》
2022年8月9日 23:57
今年から火曜定休を月曜定休に変え
て早8カ月。先日の月曜もご予約の
お電話を数件頂いており恐縮です。

と言いながら先日の夜は貸し切り
営業。昼に次の日の仕込みをやっ
て、夕方からその夜の準備。

ご予約を頂いておきながら言うのも
何ですが、せっかくの休みがなくな
り、以降1週間休みがないので簡単
なアンティパストとワインだけ。

ご予約を頂いておきながらと言い
つつ、せっかくの休みが・・・な
どと愚痴っぽく言ってますが、割
とこちらから誘導しちゃったりし
ています。ランチ営業がない定休
日で夜だけだから気持ちの余裕も
ある。

半年に4~5回はやってるかなぁ。
むしろ一緒にワインを愉しめるの
で、逆に理想的な先日の夜でした。
花火もしたし。
※8/15(月)~17(水)はお
休みを頂いております。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》
2022年8月3日 17:23
庭の森は一見、涼しそうな感じがしま
すが、一歩外に出ると湿気が酷いので
す。でも木陰も多いのでこの暑さはプ
ラマイゼロって感じ。

エミリアロマーニャのオレンジワイン。
“森から現れたヤバいおじさん”ってエ
チケットが妙にマッチします。

下の写真は魚介のアクアパッツァ。

夏バテ防止のスタミナ料理よりも、も
はやこんな感じのあっさりした料理し
か胃袋が受け付けてくれません。

ワインはなんでも受け付けますが。
《ナチュラルワインと料理の店 ティーパス》