50年過ぎの胃袋と肝臓
2025年4月6日 23:21
ワインと料理に関し最近感じている事。
基本ボトル1本の赤ワインとします。
そしてコース料理と共にそのボトル1本
を楽しむ時とします。
抜栓から時間が経つにつれてその味わい
が変わってきます。それを考慮しながら
料理を作るのは非常に楽しい。
この辺りはお客様にわざわざ言わない。
鬱陶しいと思うので。自分の中でムフ
ムフ楽しんでいるだけ。
これは通常の夜のティーパスの風景。
今度はあくまでも僕の事ですが
問題が2つ。
1つ目。
時間が経つと味わいが変わり随時楽し
めるボトル1本と言えども、50歳を
過ぎて早何年。
超フルボディー系はなかなかキツくなっ
てきた…。
2つ目。
そもそもフルコースを食べきる胃ではな
くなってきた…。
悲しい…。
と言う訳で例えば写真のトスカーナのキ
ヤンティであれば、クラシコやリゼルヴ
ァ系がちょうど良くなってきました。
・ピエモンテならバルベーラ
・ブルゴーニュならピノ・ノワール
(高いので飲めない)
・ボルドーならメルロー
(高いので飲めない)
・南ローヌ地方のグルナッシュ、シラー
もいい。
この辺あたりのワインが最近、実に美
味しい。落ち着く。なごむ。癒される。
ウチはイタリアワインしかないので、最
近はサンジョヴェーゼや軽めのモンテプ
ル、シチリアのネレッロ・マスカレーゼ
なんかもいい。気を張らなくいい。
(仕事で飲む時は気を張ってます)
まだ30~40代のころはひたすらフルボ
ディーが好きでしたが、最近50歳過ぎて
そんな風に胃袋が自己主張しています。
(あっ!体調が悪いって話じゃないです)
さて、これはあくまでもフルコースで赤ワ
インだったらの話。
泡、白、ロゼやアンティパストだけだと
また話は変わります。
その辺の話はまたいつか。
“ワインと料理 ティーパス”
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