2025年4月26日 00:11
特に定休日の自宅での夕食時に断じて立
派なお仕事として“試飲”をしています。

ピエモンテ州アレッサンドリア県のガヴィ
ことコルテーゼ。
メトード・クラシコの泡です。
味わいの細かい説明は人それぞれなので省
きますが、あえて言うなら残糖感がたまら
なくいいのです。
先々週は同じ作り手さんのスティルを試飲
したのですがこの印象も素晴らしく、最近
ガヴィにはまってます。
試飲(仕事)と言いつつ、上のタイトルに
は思いっきり「家飲み」って書いています
が…。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月24日 23:40
全てのランチに付いているサラダです。
ふた昔ほど前には「〇種類のお野菜が入
ってます!」などとよくアピールする為に
よく野菜の数を数えたものです。

最近はようやく温かくなりました。
寒い冬の時季には氷水に入っているレタ
スなど全ての野菜を一枚一枚手でちぎる
朝一番の作業が苦痛でした。
本当に冷たい。
指の感覚は全くありません。
これからの暑い時季には楽しみな作業と
なります。
が!真夏の営業中の厨房は地獄の暑さ。
何事も“ちょうどいい”ってのは本当に難し
いものです。
そんな季節的にもちょうどいいサラダを本
日のランチ時にもたくさん召し上がって頂
きありがとうございました。
ちぎり甲斐があります。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月22日 22:19
「ランチの風景」
↓
https://t-path.info/blog/?p=15110
鶏はもも肉。
表面にトウモロコシの粉の粗挽き(グリッ
ツ)をまぶしカリカリに焼いています。

牛は宮崎牛のランプもしくはランイチ。
赤身なので脂は控えめですが、流石に
宮崎牛です。肉そのものの甘さが素晴
らしい。

本日もたくさんのご来店ありがとう
ございました!

“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月19日 23:29
カルパッチョのもともとの発祥は“牛肉”って
話もありますが、日本のイタリアンでカルパ
ッチョと言えば刺身文化もある事からほぼ“生
魚(刺身)”のイメージだと思います。





これら写真は全て“ディナーコース”となります。
衛生的に特に気を付けなきゃいけない刺身だ
けにアラカルト(単品メニュー)ではあまり
用意してないのです。
ご予約分のみ朝に市場で仕入れています。
刺身の盛り付けってなんかいつも緊張する
んだよなぁ~。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月18日 21:52
お魚はお店の近くにある宮崎中央卸売
市場から仕入れている地採れのお魚です。

庭のハーブを効かせたブルゴーニュ風
ソース。

明日もランチ&ディナー共にたくさんの
ご予約をお待ちしております!
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月16日 23:06
いつも夜に行っている“ディナーコース”の昼
バージョンは少し前のランチタイムで。
ご依頼に付き。
写真は前菜のみですが…。
4~5名様のご利用でした。
ありがとうございます。





夜のメニューを昼にすると、夜になった
気分になります。
んで夜は夜であるので1日に夜が2回あっ
た気になります。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月10日 23:50
先日の定休日の1日だけ38.8度とい
う高熱を出して翌朝にはスッキリし、そ
こから1日置いた今日はまた前回同様に
“ワインと料理”の話。
試飲を含め初めてのそのワインを飲む時。
料理よりワインがメインの時です。
んでそれがちょっと個性が際立っている時。
例えば↓アブルッツォ州のペコリーノ。

もやはチーズだけでよいのです。
ちなみにこのワインはリーズナブルな
デイリーワインです。初めて飲む時は
価格は関係ありません。

価格は関係ないと言っておきながら
バローロはちょっと緊張する。

ネッビオーロだとすれば口当たりの
軽いレバーペーストから始めたい。

カベルネソーヴィニヨン主体の赤だと、

牛のラグーを使った少し濃いめの1品
なども。
まさに今夜はそんなお客様でした。

料理屋なんでそれっぽい“小さな前菜”の
写真を載せましたが、ちゃんとした試飲
時は基本何も食べません。
試飲後に自分の中で納得したら、勢いと
惰性とその流れで生ハムとチーズだけ食
べます。
正直言ってこれが一番旨いのです。
これが一番楽しいのです。
この時の意識は既に“仕事試飲”はどっかに
行ってます。
今年の初めに顔なじみのお客様と泡・白・
赤で5~6本のワインとハム、チーズ、パ
ンだけで試飲会もどきをしましたが、個人
的に本当に勉強になりました。その時初め
て飲んだワインもあったけど…。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月8日 23:01
誰も待ってないテーマとは思いますが、
“ワインと料理”を楽しむ僕個人の色々の
続き。
前回は結局、年齢と共に重いワインと
コース料理が胃袋的にがキツくなって
きた…と言う悲しいお話でした。
今回はアンティパスト(前菜)だけで、
基本は白ワイン1本とすると妄想。
魚介中心のアンティパストなら“アル
ネイス”かなぁ~と、魚介の前菜は胃
に優しい…。

ウチのアルネイスはランゲ地方ですが、
対岸にあるのロエロ地方はアスパラガ
スの名産地なんで茹でアスパラ+塩+
レモンだけでも十分。これとチーズだ
けでキャァキャァ嬉しい。
あとパン。

とは言え、「胃に優しい」を軸に時間を
過ごす訳ではないので、アルザスやドイ
ツで主に栽培されているゲビュツルトラ
ミネールを選ぶとすればちょっとスパイ
スやハーブの効いた鶏や豚もいい。

実は僕は中華料理が大好きで、このワ
インと青椒肉絲や麻婆豆腐と合わせる
とそれはそれはである。
尚、ずいぶん昔の事ですが「こんな白
ワインもあるんだ!美味しい!」とワ
インに興味を持った切っ掛けがこの品
種のワインだった…と言う記憶がかす
かにある様なない様な…。
リースリングだったかも…。
基本はハム、チーズ、パン、オリーブ
オイル、アンティパスト2~3品ぐら
いで満足なのです。これで過ごす時間
は2時間ちょいぐらいかなぁ~。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月6日 23:21
ワインと料理に関し最近感じている事。
基本ボトル1本の赤ワインとします。
そしてコース料理と共にそのボトル1本
を楽しむ時とします。
抜栓から時間が経つにつれてその味わい
が変わってきます。それを考慮しながら
料理を作るのは非常に楽しい。
この辺りはお客様にわざわざ言わない。
鬱陶しいと思うので。自分の中でムフ
ムフ楽しんでいるだけ。
これは通常の夜のティーパスの風景。

今度はあくまでも僕の事ですが
問題が2つ。
1つ目。
時間が経つと味わいが変わり随時楽し
めるボトル1本と言えども、50歳を
過ぎて早何年。
超フルボディー系はなかなかキツくなっ
てきた…。
2つ目。
そもそもフルコースを食べきる胃ではな
くなってきた…。
悲しい…。

と言う訳で例えば写真のトスカーナのキ
ヤンティであれば、クラシコやリゼルヴ
ァ系がちょうど良くなってきました。
・ピエモンテならバルベーラ
・ブルゴーニュならピノ・ノワール
(高いので飲めない)
・ボルドーならメルロー
(高いので飲めない)
・南ローヌ地方のグルナッシュ、シラー
もいい。
この辺あたりのワインが最近、実に美
味しい。落ち着く。なごむ。癒される。
ウチはイタリアワインしかないので、最
近はサンジョヴェーゼや軽めのモンテプ
ル、シチリアのネレッロ・マスカレーゼ
なんかもいい。気を張らなくいい。
(仕事で飲む時は気を張ってます)
まだ30~40代のころはひたすらフルボ
ディーが好きでしたが、最近50歳過ぎて
そんな風に胃袋が自己主張しています。
(あっ!体調が悪いって話じゃないです)
さて、これはあくまでもフルコースで赤ワ
インだったらの話。
泡、白、ロゼやアンティパストだけだと
また話は変わります。
その辺の話はまたいつか。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月5日 23:51
↓例えばランチのサラダ。
てっぺんにのせているクレソンはピリ
ッと辛くて非常に美味しいと思います。
このクレソンだけはお出しする寸前に
岩塩とオリーブオイルを少しまぶして
印象に残ればいいなぁ~と思ってます。

↓例えばディナーのアンティパスト。
てっぺんにのせているハーブは数種類。
お出しする寸前に岩塩、胡椒、オリー
ブオイル、白ワインヴィネガー、レモ
ンの皮で軽く和えています。

ちょっとした些細なひと手間。
メインの素材よりも、逆にこういった
副菜が印象に残れば…といつも思って
います。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月4日 23:39
夜のコースのアンティパストとして
昨年の秋ぐらいから色々な煮物料理
に凝っています。
《鶏モモ肉とアスパラのバルサミコ煮》

《白身魚と小エビの白ワイン煮》

《渡り蟹のトマト煮》

《白身魚の白ワインヴィネガー煮》

《スペアリブの赤ワイン煮》

あらためてこ~やって見ると、
ドロリ関係が多いですね。
昨日、投稿した2名目の写真も
ドロリとした鶏肉のカチャトーラ煮。
写真はないけど今夜も豆のトマト煮を
作ったなぁ~。
考えてみると夏期はあまり作ってない。
冬期に集中しているみたい。
この冬もどうやらいろんな食材を煮込
みまくってた様です。
◆明日のディナーは満席となりました
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月3日 00:30
今日も昼、夜のご来店ありがとうござ
います。
さて今夜、お出しした“コース”のご紹介。
写真はアンティパストだけですが…。
《チーズ色々と鶏レバーペースト》

《炙り鰹のカルパッチョ》
焼きナス、金柑、ジンジャーのソース

《豚肩ロースのミラネーゼ》
ホワイトアスパラガスと半熟目玉焼き

《牡蠣のリゾット》
グリーンオリーブのペースト添え

ピエモンテ州のシャルドネから始まり、
最後はプーリア州のプリミティーボ。
当初、赤ワインのお好みを伺ったら「ジン
ファンデル種」がお好きとの事。
「ジンファンデル」はアメリカ品種なの
でない…。それに近いのはないかなぁ~
と思っていたらちょうど「プリミティー
ボ」がありました。
「ジンファンデル」(アメリカ名)=「プ
リミティーボ」(イタリア名)は同じブド
ウなのです。すっかり忘れてた。
ブドウの品種は国、地域によって名前か
変わります。いわゆるシノニム。
同じ品種でも国、地域、作り手さんによ
って味わいは変わりますが、その品種の
基本的な特徴はもちろん同じなので今回
ご提案。
たまたま在庫を持っててよかったぁ~。
“ワインと料理 ティーパス”
2025年4月1日 04:19
寒の戻りなのかこの2~3日は寒い…。
さてこの間の夜のコースでお出しした魚
料理はカサゴのアクアパッツァ。

始めてご来店のお客様でご予約の際に「白
ワインが好み」との事でしたのでご用意し
た1皿。
春らしくそら豆も使ったのですがその緑色
とお皿の白、トマトの赤色がくしくもイタ
リアンカラーになり見栄えがするもんです。

アンティパストのタコもなんとなくそ
んな3色でまとまっていますね。

メインの時には濃厚気味の赤ワインに
なっていたので、宮崎牛の“ランイチ”。
こちらの色合いは、ほぼ白・黒・緑の
シンプルスタイルで。
“ワインと料理 ティーパス”