2010年8月3日 15:43
先月、畑で見た子供ゴーヤがすっかり大人になってました。
まわりの葉っぱも随分と大きく育ってました。
そう!清山さんちの畑です。午前中に電話して、「出来ればター菜を・・・」
と言ったところ、その「出来れば・・・」の為に暑いハウスの中で、清山さんちの
リエちゃんが、汗だくになりながら、しゃがんでター菜を摘んでました。
・・・申し訳ないデス。
申し訳けないなぁ~と思いながら、そのハウスの出入り口付近まで行くと、
ハウスの中からもの凄い熱気が!!
「うわぁ!た・ま・ら・ん!」と思わず声を。
再び、リエちゃんに申し訳ないな・・・と。
もちろん温度管理をしているハウスなので、野菜には丁度いいのでしょうが、
慣れていない僕にはキツかったです。
そんな中、犬のジロー君は、自分のリードに絡まって一人で「ウゥ~」っと
唸ってました。自爆したジロー君にも「お疲れ様」と・・・。
2010年7月26日 22:49
今晩は高鍋からお客様がこられました。
知人から「美味しいよ」と聞いて、今晩こらたれたとの事。
嬉しいじゃないですかぁ~。わざわざ高鍋から来て頂くなんて。
このお客様、聞いたら、以前は小麦粉の研究?をされてたとかで、小麦
粉の先生だとか・・・以上に詳しい知識を持ってらっしゃいました。ウチの小
麦粉の産地を言い当てるし!
今は定年を迎え、家の畑でいろんな野菜を育てているとの事。
んで、お土産に頂いたのがコレ。宮崎市内のご友人にあげるはずのもの
を少しおすそ分けしてくれました。
岐阜県中津川産「あじめししとう」
生のままだと胡椒の香がします。炒めたり、ペーストにしたりするそうです。
なので早速、中ぐらいのサイズのものを炒めて食べました・・・。
旨辛い!美味しい!辛いが旨い!
その場でお客様に「カプサイシンが旨い!」と報告。
お客様曰く「辛くない?大丈夫?醤油もいいよ」との事。
んで、今度は欲張って大きなものに醤油を付けて炙ってみる・・・
辛い!!!!
辛いってもんじゃない!
舌、いや口、いや顎、いや顔、いや身体が熱い!!!
一緒に試食したスタッフのKちゃんと二人厨房でひっくりかえりました。
お客様曰く、「中くらいのサイズが美味しくて、大きいのは辛いよ」
「早く言って下さいよぉ~」
仕事が終わり、この“ししとう”の事をネットで調べたら、
「あじめ唐辛子」って書いてあった・・・。
そりゃ、基本的に唐辛子だから辛いはずだわぁ~・・・。
尚、「あじめ」とは岐阜の方言?で形状が似ている事もあり、
“どしょう”だと言う事です。
2010年7月26日 22:15
今朝はちょっと時間があったので、またまた野菜でお世話になっている
清山さんチにアポなし訪問。
まずは、ジロー君([E:dog])に挨拶。
彼は熱さに弱く、少しうなだれ気味でしたが、ちゃんと僕の方にテコテコ
と近寄ってきてくてれ、「クゥ~ン、クゥ~ン」って甘えてくれたので嬉しかった。
清山おとーさんは、既に汗だくになって畑の作業をされてました。
(基本的にいつもお会いする度に汗だく・・・本当にお疲れ様でございます)

んで、今日一番気になった野菜・・・“赤オクラ(from沖縄)”
なんてトロピカルなお花なんでしょう。
オクラの実に生えているちいさなうぶ毛も可愛いですが、花も繊細。
毛細血管のかたまりの様な、か細さ。
この花びらが、やがて枯れ始め、しぼんできた頃にはその内側には既に
小さな実が着いています。その時はまだ緑色ですが、光合成を始めると
写真の様に赤くなります。
ただ、調理する時に火を入れると緑になってしまい残念。
出来れば、真っ赤なままで提供したいんだけど・・・。
軽くポシェして氷水で締めれば大丈夫かな?
2010年7月24日 21:49
宮崎牛の内モモ肉を仕入ました。
口蹄疫の件、以降あらためて大事に使いたいな・・・と思いました。
さすがA4上級の宮崎牛です。モモ肉と言えどもサシが結構入っています。
とは言え、多少堅い部分もあるので、使う目的に合わせ、切り分けます。
脂取り、筋取りもあるので、結構大変な作業です。
2010年7月15日 22:37
久々にこの乾麺を使いました。
楕円の切り口で、ちょっと厚めのパスタです。
なので、アルデンテに仕上がるまで、結構時間が掛ります。
久しぶりに使ったので、本当に時間が長く感じました。
(ちょっとイライラ)
ですが、濃いめのソースのパスタの場合はコレか、手打ちのタリアテッレ
が具合が良いですネ。ソースの絡み具合が最高です。
魚介を使ったトマトクリーム、ラグーソースも捨てがたい(最近はガチョウの
ラグーにハマってます)、あとはやっぱりジェノバ風こと、バジリコのソースです。
そろそろウチでもバジリコを栽培しようかなぁ~。
2010年7月15日 22:31
季節柄、梅の時季ですが、紫蘇ではありません。
紫色のバジリコです。
ちょっと葉が堅いような気もしますが、香りは強烈です。


マリネしたトマトとチーズを4種(ゴルゴン、モッツァ、クリーム、グラーナ)を
使い、カプレーゼ。下に例のバジリコをちぎって敷いています。
手前はパルマ産プロシュートと手作りのグリッシーニで。
夜のコースの小さな1皿として・・・。
2010年7月2日 22:49
[E:sweat01] またしても清山さんのハウスにお邪魔しました。
そこで見かけた、生まれたばかりの野菜の子供達を紹介します。

インゲン豆・・・です。へぇ~、こんな風に成るんですね。ニョロニョロ、びよ
ーんって感じでぶら下がってます。
こうゆうの見ると、葉っぱや茎も食べてみたくなりますネ。

その子供。可愛い・・・愛おしい・・・。
まだ、花びらがくっついてます。
ゴーヤです。僕が子供の時は“にがごり”っていってましたが、ここ最近は、
ゴーヤで通ってますね。約4センチ程のゴーヤのボーヤ・・・。
子供だけど、一所懸命にブツブツです。
夏のビールのお伴・・・枝豆です。まだ、豆の部分は小さいですが、産毛
は一人前にサワサワ。
太陽を一杯に浴びて早く大きくなって欲しい。
スクスクと自由闊達に、成長していって欲しい。
食べるケド・・・・。
こーゆー、植物の芽生えを垣間見る事は、非常に勉強になります。
調理する際に、何かヒントになりそうな気がします。
そして、やがて枯れはて、その畑でそのまま次年度に備えるか、または
別の野菜を育てるか・・・。いずれにせよ、土の管理など土壌の調整もある
と思います。その作業がまた大変です。(やった事ないけど・・・見てるだけ
だけど・・・)
でも、発芽や収穫という晴れがましい作業だけでなく、苦労の多い事後処
理の作業を見させて頂いているだけでも、何かしら勉強になります。
飼育の栄枯盛衰は、見る(やる)べきです。それを使う限りは。
2010年6月23日 22:52
美味しそうな柿を頂きました・・・・。
嘘です。タイトルの通り柿じゃないです・・・。
はい、トマトです。(ヘタを見れば一目瞭然ですが)
頂き物で、文句なしに旨いトマトでした。
皮がピンピン張っていて、“若さ!青春!”って感じデス?
梅雨が明ければ、いよいよ夏ですが、あっと言う間に、柿の時
季になるんだろ~なぁ~・・・今年も・・・。
そうそう、今日は復帰1日目の営業でした。
スタッフも今日は?優しく労わってくれました。
1週間ぶりにスタッフに逢ったので嬉しくなりましたが、身体が
まだ慣れてなく、また首の治りも7割なので、あんまり喋れなかっ
たのでチト寂しい・・・。
夜になると8割回復したので、夜のスタッフと喋りまくってたら、
今度は顎が痛くなった・・・。喋り過ぎて・・・ネ。
2010年5月28日 22:49
最近、肉類の仕入が、牛・豚ばかりだったので、久々に鶏を発注しました。
夜のコ-スの前菜や、メインに使う予定の“マグレ・ド・カナール”の胸肉です。
下処理(たまに羽が付いているので、ピンセットで抜き取ります)をした後
に、フルボディの赤ワインとブラッド・オレンジに暫く漬けこみます。
鴨を皮面から強火でジューと焼きますが、その時に出てくる煙もウマイ。
2010年5月22日 00:29
昨年のこの時季にも、恐らく同じアングルで写真を撮ったかもしれませんが、
焼きナスです。これをプロセッサーで、ペーストにし、あらゆるソースの元にします。
昨年も同じ事書いた・・・?
焼いているこの瞬間、厨房はもの凄く熱いのです。
昨年も熱かったが、今年もやっぱり熱い。来年もきっと熱いだろ~。
2010年5月15日 22:57
以前、アップしたかもしれませんが、・・・ロシア野菜のビーツの若葉です。
しかもこんなに大量に!(40㎝のボウルにたっぷり)
しかも格安!
しかも美味しい!
ほうれん草に似た、鉄分の多い味。本当に体に良さそうなパワー!
んで、ちょっと塩っ気があって、歯ごたえも良い!
スタッフに味見させたら「オオッ!凄い!」っと感動してました。
2010年5月13日 22:28
もうこんな時季になりました。
独特の香が美味しいアユです。
三枚下ろしにして、香ばしさを出す為と、余分な脂・臭みを取り除く為に軽く
炙ります。
これを、粗くほぐして、万願寺ししとうと、つわぶきと合わせ、手打ちのタリア
テッレに絡めて(予約の夜のコースで)。
“とろ~ん”とした食感がたまらなく美味しい1皿。アクセントとして香味パン粉
をまわしかけ、・・・出来上がりの写真を撮るのを忘れちゃいました・・・。
2010年5月2日 00:07
手のひらの小さなレタス
芽吹いたばかりの、赤ちゃんレタス
「葉っぱを大きく広げて、太陽をいっぱい浴びたいな」
「大きくなったら、みんなによろこんで、食べてもらいたいな」
そんな、希望と夢を持つ赤ちゃんレタス
・・・・即効食べられた・・・。
レタス物語終了・・・。
と言う訳けで。本日も野菜の清山さんから、子供レタスのおすそ分けを
頂きました。GW期間中は、お店のお手伝いもして頂いて、何もかも、
本当に何もかもお世話になっております。
今晩のお客様にお出しする前にスタッフで試食。
まずは、野菜も人間と同じで、こんなに小さな時から、レタスであり人間で
ある事に感動するスタッフ。
優しい甘さと、ちょっとほろ苦く、且つ柔らかい。真綿の様な食感でした(真
綿は食べた事ないけれど・・・)
2010年4月10日 23:05
そろそろマンゴーの時季になりました。
これで1個900円なり・・・。子供の手の大きさ程なのに・・・。
こちらは先日頂いたメロンです。水をほとんど与える事なく育ったメロン
との事。メロンが自分自身のパワーで一所懸命に育ったヤツ。
めちゃめちゃ甘くて、とろける舌触り。
あまりにも甘くて、また虫歯が痛み始めました・・・。
2010年4月8日 22:00
温かい日と寒い日が交互に来て、体調を崩されている方も多いと思
いますが、基本的には自然界はやっぱり春です。
桜も咲いているし、庭のウグイスもホーホケキョ。
菜の花の時季は終わりに近づき、代わりに筍もキョキニョキ。
世間では入社式も終わり、学校は春休みも終わり。
花粉症の人は、涙と鼻水ジュ~ルジュル。
そんな中、T-pathの庭も少しづつ活気づいてきました。
昨年、いろんな花や実を付けた草木が、この冬ほったらかしにしてい
たにもかかわらず自力で、育ってきています。
やっと、やっとでヨチヨチのブドウの若葉。
これでもか!って程に、葉を伸ばしまくるフェンネル。
苺の葉っぱの隙間から、よいしょ!って感じで出てきたオレガノ。
そう言えば、この間マンゴーの初競りがあり、「太陽の卵」と言われる
高級ブランドは、過去最高で2個、20万円の値が付いたそうです。
凄いですね!
消費税で1万円ですよ!そー言った意味でも、凄いですね!
1/2個でも50,000円。その消費税でも2,500円。
1/4個でも12,500円。その消費税でも625円。
1/4個で、お昼の1,250円のランチ10人分!
1/2個でランチ40名分!しかも、ウチは内税だから・・・。
などと、貧乏人の計算をしてしまいました・・・。
2010年4月3日 23:13
野菜の清山さんちの、下の娘さんは最近、チンゲン菜にハマって
いる模様。毎日、一所懸命、大事に育てています。
今日も、野菜の差し入れを頂き、その中にこんなに可愛い子チンゲン
がありました。う~ん、こんなにちっちゃくてもチンゲンしています。
人間も、犬も、猫も、野菜も子供の時はこんなに可愛いんですね。
ほんわかした気分になりました。
手のひらの中で、塩とオリーブオイルをかけて、ひと思いに食べちゃ
いました。ちょっと心が痛んだけど、美味しかったデス。
2010年3月20日 22:41
12~13㎝はある大き目のムール貝。非常に身が詰まっており、
結構な重さがありました。
ムール貝には、足糸と呼ばれる糸を出して岩にくっついています。
調理する時にはコレをひっこ抜きます。
初めてコレを食べたのが約10年前。かつてシーガイアの3階にあ
った地中海料理“レスカル”でした。10個ぐらいが白ワイン蒸しで出
てきて、食わず嫌いもあったのでしょう。黒いゴロゴロした貝が不気
味でした。前職絡みで接待でもあったので、無理して食べたところ・・
・・、「美味しい!」。接待を忘れ無我夢中で食べた記憶があります。

下の写真はちょっと小ぶりのホタテ貝。ナイフを入れたら、貝がびっくり
して殻を閉じる程の鮮度の良さ。
内臓と貝柱とヒモ(外套膜)をそれぞれ丁寧にばらします。
そー言えば、昔働いていたイタリアンレストランで、ムール貝はイタリア語
で、“コッツェ(複数形)”と言うと教わりました。料理としてムール貝1個を使
う事はあまりないし、最低でも2~3個使うので、複数形になるとの事。
ちなみに、1個(単数形)は“コッツァ”。
更に、ちなみにアサリは“ボンゴレ”って言うでしょう。これも複数形。
単数形は“ボンゴラ”・・・・これを聞いた当時、かなり「へぇ~」って思いました。
2010年3月17日 22:47
ゴルゴンゾーラチーズを使い、久々に里芋のニヨッキを。
春キャベツと使いやすい小さめの小松菜を付け合わせにし、
自家製のピアディーナ(うす焼きパン)を添えて。
2010年3月15日 02:29
主にイタリア中部から北部で製造されている硬質タイプのチーズです。
ちなみに“グラナ”は粒状、“パダーノ”はポー河流域平野の事。
カットすると粒状にポロポロ崩れやすいです。
いつも1㎏単位で仕入れています。
“パルメザンチーズ”の熟成期間は短くても2年に対し、このチーズは17
~18ケ月とやや短め。
そのまま食べても十分美味しいし、赤ワインと相性がいいです。
もちろん摩り下ろして料理にも使います。コクや風味も出るし、マンテカーレ
(つなぎ)としても使います。
2010年3月13日 01:03
さて、今年もタケノコの季節が近づいて来ました。
ので、早速入荷。朝掘りです。
アク抜きの作業をして、切り分ける時の甘い香。一年ぶりの再会です。
タケノコの終わりの時季には胡参筍も出てきます。それも楽しみ。
続いて、宮崎牛の“しんたま”。モモ肉の一番柔らかい部位です。
これも久しぶりの入荷。
以前、こればっかり注文してたので、肉屋さんから、内モモと外モモが余
ってショウガナイ[E:crying]って言われてました・・・。
この中でも、一番霜降りのいい部位は、大トロ並みです。手で触ると溶け
る程です。夜のコースのメインとして使いますネ。