2023年6月5日 00:56
先日ワインを入荷しました。
数が多くセラーに入りきらなくて困った。
今回はいつもよりたくさん入荷。

ワインに興味のない方は、つまらい記事でしょう。
ところが当店は“ワインと料理ティーパス”なので、
基本ワインが主体。

さて、そのワインが主体の件。
当店は郊外にあります。
お住いの場所にもよるとは思いますがお客様か
ら見ればタクシーや代行の料金は郊外だけに高
く付くと思います。

開業した18年前はワインが売れるのも月1本
あるかないかでした。こんな立地条件でも“ワイ
ンと料理”を楽しんで頂く為に勉強もしたし本当
に色々考えました。
それがようやくこれだけの本数を仕入れる事が
出来ました。これぐらいの仕入れが月に2~3
回。本当にありがたい事です。

再度、書きますがこんな郊外のお店にワインを
楽しみにしてご来店されるお客様には本当に感
謝です。
涙で出るほど嬉しいのです。
仕入分の請求書を見て二重に涙も出たケド。
目標はワインの仕入れを二倍三倍にしたく思
います。つまりまだまだ勉強です。

さて、余談。
ここ最近の10年ははっきり言ってお客様の
方がワインに詳しい。
これは焦る。
こっちも、もっと勉強しなきゃ。
尚、グラス売り:ボトル売りは2:8でボト
ルが多いです。抜栓したボトルの味わいの変
化を楽しむお客様が増えてきました。
これも更に焦る。
そんなマニアックな楽しみ方なんて、こっち
もそっち方面の勉強もしなきゃ。
(なのでウチはグラスワインの種類は少ない。
ハウスワインが赤白各1種類・・)
そんなマニアックなお客様は僕にいろんなイ
ンスピレーションを与えてくれます。
それで今日までやってこれました。
そんなお客様こそ神様です。
長くなりましたが、そんなお客様をご紹介します↓

※未成年にはワインの販売はしてません。
重ねて飲みながらのおしっこはご遠慮下さい。

※過度な露出の服装もご遠慮下さい。
眉が濃いのはダイジョウブです。
頭のお花もダイジョウブです。
ほろ酔いで悦に入るのも歓迎。
以上、ウチに来られるお客様のイメージはワイ
ン神バッカスでした。
こんな客層のお店でよかったら是非・・。
今夜もご来店ありがとうございました。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年6月4日 00:04
コロナ後、各飲食店さんが物価高騰や賃上げ&
人手不足の対策として、それぞれにいろいろ対
策を駆使しているのを聞いたりSNSで見かけ
たりしています。
(もしかしたらコロナ中よりキツイかも)
値上げしたり予約制にしたりセットをやめて、
コースだけにしたり営業時間短縮やテイクア
ウトなどなど。

また、予約は「SNSのDМのみでお願いします」
とか「DМは見落とすのでお電話で」とか、かつ
電話は「スタッフ不足もあり営業時間外でお願い
(ウチコレ)」などなど多種多様。
また「予約がない日は閉めます」の絡みで、「〇
曜日定休日→不定休」になったお店もあると聞き
ます。
お客様目線で見れば、やってるのか?やってない
のか?電話か?DМか?時間外っていつ?って、
もはやどっちも大変。
当店は現在のところ値上げはしていませんが、今
年の春ごろからHPやInstagramに↓の通り(予約
制)と表記しています。

実はちょっと試験的な表記でしてランチはご予
約なしでもお席が空いていれば普通にご案内し
ています。
曜日にもよりますがランチタイムは、“予約来店
:予約なし来店”は50%:50%のフィフティ
ーフィフティーが目下の現状。
ただし、営業前後の電話はともかく営業中の電
話は50%は出られない時があります。
お店のSNSの予約事項って「確実に目を通す」
:「行けばなんとかなる」の割合も50%:5
0%。
ただし「行ってなんともならなかった」の不快指
数は高い。じゃ~予約は電話?DМ?営業前後?
の負の連鎖。
う~ん、とりあえずはケースバイケース。
とにかく、営業時間外の事前ご予約はありがたい
ですし、逆に同時に暇な日は営業時間の「これか
ら行っていいですか?」と言う電話もありがたい
と言う、やっぱり実にあやふやな50%:50%
のケースバイケースと言う話。
いずれにせよ今日のランチはたくさんのご来店あ
りがとうございました。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月31日 23:43
大型店舗はたくさんのスタッフで、たくさん仕
込み、本番時にはいつでもなんでも対応出来る
様準備していると思います。
(人材確保、物価高騰もありこれはこれで大変)

一方個人店でもある程度は見込みの仕入れ&仕込
みと限られたマンパワーで対応してると思います。
個人店でもワンオペのお店もあります。
ウチはそんな感じ。
基本奥さんと二人。
ウチ、完全予約制ですので食材の無駄がない様ご予
約分の仕入れ&下準備しかしていません。
生産者さんからその日一番の食材を頂き、ランチ~
ディナーの限られた時間で、夜の下準備をします。
おかげ様でリピーターさんが多く、これまでの好み
に合わせ、料理とワインをイメージしながら選定し
準備しています。
もちろん予約とは関係ない通常の大型の仕込み、し
いては次の日のランチの仕入れ&下準備も同時進行。

ご予約時間の1時間前には床を磨きをし直し(ササ
ッとですが)、15分前には料理の最終仕上げの予
備作業を行い5分前には必要分の皿を保温しておき
ます。ワインとグラスのチェックも。
ご予約が1組様であってもその準備には全集中。
本番中はそのタイミングに合わせ可能な限り、それ
に適した呼吸を行っているつもり。
ランチが忙しく、ディナーの予約も多かった場合は
この段階でもうヘロヘロ。朝8時には仕入で出かけ
ているので夕方の段階で17時30過ぎ。
んで、ご予約の時間になる。

「いらっしゃいませぇ~」とお客様のお顔を見る
とスイッチが入る。だかしかし大体21時にはス
イッチが切れます。
この辺り知ってる人は知っている。
スイッチが切れたとたんボトルを持ってヘラヘラと
テーブルに近づいて何かしらお話をする。

僕のスイッチが切れてからがある意味ティーパス
の本番です🍷
知っている人は知っている。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月28日 23:50
今週のとある夜。
お客様から某大学(宮崎ではない)の一般セミ
ナーの一コマで“個人事業小規模経営極小店舗
経営方針趣旨頑張所野望希望理想”を考察する
という講義があり、その設定店舗の立地条件と
ランチとディナーの棲み分けがまさにウチに似
てた話をお客様から聞きました。

(↑牛ラグーとベシャメルとコールラビを重
ね、上をパートフィロで覆う)
今思えばその講義の内容を後学の為にもっと詳
しく聞けばよかったのですが、過去~現在に至
りトンチンカンな事ばかりしてた自分の話ばか
りしてしまい“人様の話をちゃんと聞く”って大
人のスタンスをすっかり忘れてしまってました。

(↑チーズをかけオーブンでカリカリに)
要は「この郊外の立地条件で料理とワインとこ
んな個性の僕でいいよ」って寛大でおおらかで
同じ目線で同じ立ち位置に立ってくれる特殊で
コアでマニアックなお客様を見つける事だと思
い、

そんなお店でよかったら、

初めての方は、

勇気をもってご予約下さいね。
尚、昨夜は“勇気ある”お客様方々で手一杯となり
ました。僕にたくさんのエッセンスを与えてくれ
てありがとうございました。
“ワインと料理 ティーパス”
2023年5月24日 23:39
約7㎝四方の小さなSTAUB。
2個しかありません。
とても思い入れのあるブルーのSTAUB。

バターを内側に塗り、宮崎牛のラグーを少し
敷きます。

ベシャメルを入れ、

フォアグラをのせ、またラグーとベシャメル
をかぶせ、最後にチーズとパン粉をかけオー
ブンへ。

シナモンを少し効かせ、庭のセージをちょいと。
“フォアグラのグラティナーレ”です。

今夜の“おまかせアンティパスト”の1品。

今日も1日ありがとうございました。
朝から夜まで通しのフルマラソン状態。
いい走りが出来たでしようか?
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月21日 23:54
基本夜の営業は前日迄の完全予約制となって
います。事前ご予約分の仕入れ&準備しかし
ていませんので、食材がないのです。

が、知ってる人は知っている。
実はなんとかなるって事を。
ワインに合うアンティパスト(おつまみ)だ
けは用意出来る・・・って事をご存じです。
真面目な常連のお客様は事前にご予約されます。
もしくは悲しいかな当日の予約は諦めている模様。

真面目じゃない常連のお客様は「マスター、これ
からいいかぁ~?」って電話があります。
ぶっちゃげ“ワインと料理の店 ティーパス”な
のでそのコンセプトでよろしければ、全然OK。
(ただし電話1本下さい。ある程度の時間で早仕
舞いしちゃうんで)
晩御飯(食事だけ)や喫茶、子供料理などは対応
してないのでごめんなさい。

「真面目なお客様:真面目じゃないお客様」の割
合が「フィフティー:フィフティー」で成り立っ
ているティーパスなのです。
が、知ってる人は知っている。
僕が一番、“真面目じゃない”って事を。
本当に“ノリだけで真面目じゃない”って事を。
そんな感じでよかったら。
一人で調理していますのでオールマイティーな
事は出来ませんが“ワインと料理”の事ならオー
ルマイティーでありたく思っています。
今夜もありがとうございました🍷
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月21日 23:47
公私にわたりお世話になっているご近所の「ワ
タナベフォトスタジオ一ツ葉」さんのイベント
↓に行ってきました。

ランチが14時に終わり、夜の予約もなかった💦
ので掃除を大急ぎで終わらせ、お邪魔しました。
タイムリミットはリーフレットにある通り16時。

15時前に到着。ピークの時間帯は大賑わいだ
ったそうです。“南いちご農園”さんのフロート
を食べつつくつろぐ。
久々に本当にゆっくりくつろぎました。
店舗もお洒落でまさに南国リゾート風。
旅行に行った気分。
お世話になってる「ワタナベフォト」さんを前
に椅子からずり落ちそうな不遜な態度で「あ~
~極楽、極楽」とすっかりリラックス。
本当は“ファミリーフォト撮影会”もしたかった
のですが、息子が照れて嫌がった・・。
Herb & spice te-teさんのマフィンを自宅用に
買いました。
急遽、今夜の予約が数件、携帯に入ったので、
16時前には慌てて店に戻り準備をする。
本当にゆっくり過ごせた休日風の1時間ちょい
でした。また来年も行くよ。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月14日 01:38
割と激しめの雨もあったりした今夜。
そんな中のご予約は本当にありがたい事です。

それはそれで、しっとりと濡れた森の夜景も
なかなかのもんです。
久しぶりに夜の庭の写真を撮りました。

今夜の片付けも終わり、明日の下準備も終わり
そろそろ帰ります。
明日もどうぞ宜しくお願い致します。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月13日 00:28
またしても入荷しました“よっとん皮バラ”。

今回も張りといい、艶といい、香りもいい
1枝ブロック。

主にディナーのサラダ、前菜、パスタ、メイン
(当たり前ですがデザート以外)のありとあら
ゆる場面で使って行こうと思います。

ワインも色々追加で入荷してます。
GWでだいぶ在庫がなくなったので、今回の豚も
そうですが宮崎牛など肉の塊を仕入れる場面が
多く下処理が大変。明日は魚がトロ箱で入ります。
ワインと共に是非楽しんで下さい。
追伸)9日のブログで“いろんな怪我”をした…と
書きましたが、その夜から風邪をひいてしまい、
ようやく今日完治しました。
実に慌ただしい5月前半でした。
今夜も楽しい時間をありがとうございました🍷
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月9日 23:28
今夜。GW明けではありますが非常に
楽しい夜でした。

お客様がセラーをのぞき込みながら次のワイン
を子供の様なキラキラした目で選んでいる光景
が印象的でした。
↓空き瓶が転がります。

とは言えGWの最中から疲れがたまっていたのか、
ケガが多い。
①右親指の爪に異物が入って化膿
(病院で切開して七転八倒。マジ泣いた)
②転んでゴム人形みたいに腰をひねる
(3日程お爺さん歩き。マジ息が出来ない)
③左手をミディアムレアに焼く
(マジに宮崎牛を焼いてる時と同じいい匂い)
全て仕込み中の気が緩んだ時の出来事。
不思議な事に調理がスタートするとこれらの痛
みを全く感じません。
はじける若さでカバーする。
ほとばしる青春のパワーで全て完治。
しかしながら、いつかどこかのタイミングで、
ぶっ壊れる気がして怖いです。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月7日 23:00
ずっと雨です。
蒸し蒸しします。
なので今夜の“おまかせアンティパスト”(要
予約)はややさっぱり系で用意しました。

↑新玉ねぎのピュレに焼きナスとオクラのマ
リネ。下に少し酸を効かせたウオッシュチー
ズを3種程隠しています。

↑エビは刺身として。頭だけ炙り、大葉とディ
ルとアンチョビソースで。

↑春キャベツの玄米リゾット。
鶏モモ肉にトウモロコシの粉を付けて表面を
カリカリに。シナモンを効かせたバルサミコ
ソースを少々。

ワインも白がベースで軽めの赤もあったり
したんで今夜はこんな感じ。
通常の“おまかせアンティパスト”はドッカン
系の盛り合わせですが、こんな蒸し暑い夜の
ドッカン系の見た目が重い感じがしたので、
一人一皿でコースっぽくこざっぱりした感じ
で用意しました。
明日の月曜は定休日です。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月6日 23:32
連休半ばに追加でワインを発注しましたが、
調子に乗っていささか注文し過ぎた感があり
不安でした……。

セラーのギシギシ感が凄い。

が、おかげ様でたくさんのワインを楽しんで頂き
ました。本当に嬉しく思います。

基本ワンテーブル1本なのですが、2名で2本、
4名で4本など、1人当たり1本って凄いなぁ~
と思う次第。

コロナへのうっぷん晴らしかと思われますが、
肝臓方面にご自愛下さい。
連休明けにまた追加の発注をします。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年5月5日 23:10
暑くなってきたからでしょうか?スパークリ
ングや白ワインのオーダーが多くなってきま
した。

とは言え、赤ワイン派は暑かろうが寒かろうが、
赤っつたら赤。白ワイン派も同様。

が、そんなんとは別に白ワイン派(オレンジ含む)
が相対的に増えてきた様な気がします。
ちゃんと白ワインも奥が深いのでご提案するのが
難しい時があります。生産者さんの個性が多種多様
過ぎて。
そしてそんなんを考えている時が一番ワクワク
して楽しいのです。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月30日 23:43
ちょうど連休半ばの5月1日(月)、2日(火)
は定休日となっています。

2日(火)はほぼ1日仕込みがあるので、お電話
に出られると思います。
ただし、車検と病院があるので対応出来ない場合
がございます…。
3日(水)以降のご予約をお待ちしております。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月29日 22:46
“本日の1品”のリゾットが好評な気がします。

ミニランチコースに含まれている“本日の1品”
なるものです。

基本的には野菜とお米をバターとチーズで
マンテカーレ(乳化して繫ぐ)します。
普通はイタリア米か水分の飛んだ古米を使
うのですが、最近は玄米を使っています。
この玄米が旨い!プチプチ感がいい!
素朴な風味もなかなか!
しかも、アルデンテが崩れにくいのであま
り気を使わなくていい。
ただし、人一倍時間が掛かります。
しかしながらプチプチ感がいい!
されど時間が掛かります。
とは言え素朴な風味もなかなか!
悲しいかな時間が掛かります。
つまるところ、是非お試し下さい!
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月26日 22:10
いつもご利用ありがとうございます。
夜のお料理の写真は割と撮っているのですが、
ランチの写真はなかなかバタバタで撮る隙が
ありません。

今回、撮れたのは↑ランチサラダのたっぷり野菜。

↑↓“特別ランチコース”のアンティパスト。

“特別ランチコース”は¥5~6,000からなの
で滅多にない・・・。
“ミニランチコース”¥2,950~は予約なしで
OKなので割とコンスタントにオーダー頂きあ
りがたい事です。(事前予約があればもっと助
かります。詳細はHP“LUNCH”欄をご参照
下さい)
本日もたくさんのお客様のご来店ありがとうご
ざいました。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月22日 23:31
後ろが透ける程に薄いパートフィロ。
めちゃめちゃ乾燥に弱いので作業は手早く。
しかも破けやすい。

パイ生地と違い砂糖が入っていないので、
料理にも使えます。もちろん菓子にも使えます。

魚とベシャメルを巻いたり、

宮崎牛のラグーを巻いたり色々試作しています。
パリパリ感を更に出すために2重巻きにしたり。

写真はないのですが、フィロだけをカリカリに
焼いて料理のトッピングにしたのは今日。

もちろんワインを飲みながらの試作です。
これも大事な仕事なんです。
飲んで食べるのが仕事なんです。
料理の試作の目安が付いたら、デザートでも
使いたいパートフィロ。カスタードやジャム
を巻いて包み焼きにするのもいい。
その時はデザートワインも飲まなきゃ。
う~ん、実に大変な“お仕事”なのですよ。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月19日 23:41
料理にしろワインにしろお店側の説明やうん
ちくが長いとお客様がうんざりするのは知っ
てます。
↓赤ワインとブラッドオレンジ、数種のハーブ
でマリネした鴨胸肉を30分程掛けてゆっく
りスモーク。燻製機がないのでフライパンと
ボウルを使いました。

鴨に添えてるのは玄米のリゾット。
ソースは鴨の脂とそのご注文頂いた同じ赤ワイ
ンを使ったソース。少しスパイシーな赤ワイン
だったので香辛料のエピスを少々。
全体的に濃いめの味付けなので、半熟卵をから
めながら味わいの変化をお楽しみ下さい…。

…の説明をほぼ言い忘れる時が最近多いです。
「鴨とリゾットです」しか言ってない。
「鴨丼みたいですねぇ~」しか言ってない。
せめて「スモークしました」ぐらいは言いた
かった。お帰りの後に思い出してよもや電話
しょうかと思う程。
せめて「スモーク」の手間ぐらいは…伝えた
かった。今でもくやしい。

↑次、ワイン。
味わい、香り、余韻の説明は出来ます。
ただ産地が出て来ない。
品種が出て来ない。
むかしあれほど勉強したのに…。
残念ながらカタカナが出て来ないのです…。
今夜も「ピエモンテ」が出で来なかった。
逆にお客様の方が先に「Piemonte」って
言う始末。(ピエモンテに2年滞在された
カリフォルニアの方。発音がかっこよかっ
た…)
なので当店の料理、ワインの説明はシンプ
ルです。
※“ワインと料理”のお店ですので申し訳あり
ませんが喫茶、晩御飯(食事だけ)の営業は
致しておりません。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月14日 16:20
前回からだいぶ久々なのです。
1泊2日の工程でしたので次の日の話。

もう朝から雑貨屋やチーズ、ワイン屋さんを軒並み
見て回り、体力はもう既にヘロヘロでした。

勉強の為にランチで行きたいお店もあったので
すが、臨時休業……。ふと博多駅のビル群を見上
げると「俺のフレンチ」の看板。ジャンルや形態
は異なれど後学の為に参る。

料理も綺麗で美味しい。原価率は噂通り。
特に原価率は参考にならない(笑)
凄いね。

街もお店も規模が大きいのでお客様の層が
実に多種多様。福岡の方なのか、遠方の福
岡の方なのか、近隣県の方なのか、車か新
幹線なのかとか、食事中のドリンクがビー
ル、スパークリング、ワイン、ボトルなの
かなどをイヤラシク眺めてました……。

ちなみに僕らの隣の方は標準語、逆の方は
関西弁。真ん中の僕らが宮崎弁。
と言う訳で実にモチベーションの上がる1
泊2日の福岡研修でした。
「標準語(宮崎弁💦)関西弁」がモチベー
ションが上がると言う意味ではありません……。
《ワインと料理 ティーパス》
2023年4月8日 23:08
続き。
ワインも料理もお客様と一緒に選び、決めて
いくと言うスタンスでした。
なんならセラーに入って決めていいよ系。
アドバイスはしますよ系。
熟成中のワインは今日は飲めません系。
1~2年後に抜栓しましょうね系。
これは醸し(マセラシオン)が長いねとか系。
この辺の話はソムリエのウチの奥さんが熱心
に聞いてました。

↓んでメニューが凄い。
びっしり次のページもあった。
しかも一人で調理、サービスしています。

要は、「同じ目線で同じ価値観で共に楽しみまし
ょう」「せっかく来たんだし」「ゆっくり、じっ
くり時間を過ごしましょう」って事でしょう。
Instagramもめちゃめちゃ面白い。

なのでワイン好き、楽しいの好き、逆にしっとり
な夜が好きなお客様が集まるお店です。
個人的な要素や趣味感が濃いと思われがちですが、
そ~言う個性がなきゃこれからの時代、個人事業
は大変。


が、このスタンスはコロナを経てからではなく、
僕がいた20年前のアクア宮崎時代から変わって
ません。
仕入、仕込みの時から、本番まで死ぬ気で楽しく
やってるのがわかるもん。
尊敬に値します。
前のブログの(その1)で「僕のへたれな精神に
パンチをもらいに行くためにアクアに行った」と
書きましたが、いい意味で20年ぶりにまたして
もボコボコに打ちのめされ、気持ちよく福岡の夜
の空に昇天しましたと言う話。
合唱。
《ワインと料理 ティーパス》