マニー農園にて(その3-喜ぶ!です)
2016年2月14日 01:15
更に深い谷合の小道であった。
寒い山間の寂しい小道である。
こんな所で万が一の事があったら発見
されるのも万が一などと思う・・・。
冗談はさて置き、その小道の先にあったのは
網で囲まれた小屋?
以前、清流を引いてきてヤマメを飼っていた
場所らしい。
小魚が悠々と泳いでいました。
清涼感溢れるエリアです。
クレソンもびっしり生えています。
このクレソン・・・メチャメチャ美味い!
クレソンってステーキの付け合わせによく
登場しますが、ステーキの存在を打ち消す
程の自己主張のある鋭い味わい。
辛いが甘い?
ここで初めてステーキとクレソンの組み合わ
せの意味を知る。口の中の脂をスッキリと
流してくれるんだね。
清流がドンドン流れ込んいます。
この場所でトレヴィーゾ・タルティーボを水耕
栽培しています。
茎?が白くて何んぼのタルディーボだから光
合成しない様、天幕を貼って約20日~25日
程、水耕してようやく完成・・・ではなく、今
度は山の湧き水が出る所に移動させて仕上
げるとの事。
でも100個やってものになるのは4割程らし
いです。最高の味、スタイルのものはそこか
ら2~3個もないらしいです。
実はマニーさんのトラックの荷台に積んで
あったポリバケツに入ってたのはこのタルテ
ィーボです。素晴らしい育ち具合です。
葉の一枚一枚がしっかり根元に食い込ん
でいます。
先端の赤紫も濃厚かつエレガント。
味わいは本当に優しい味で、後からトレヴィ
ーゾ特有のほろ苦さがほんの少しついてき
ます。
マニーさん曰く、
「ここまで完璧に出来たのは初めてだ!」
「俺はコレが、まさにコレが作りたかった!」
「娘を立派に成人させ嫁にやる気分だ!」
と言う訳で、プロのカメラマンに頼んで写真
を撮ったとの事。
んで送ってもらいました。
本当に本当に一所懸命、試行錯誤&試行
錯誤&試行錯誤して育てあげたものなので、
気持ちはわかります。
そんな情熱的なマニーさんなんです。
カメラマンさん曰く、
「こんな難しい被写体は初めてだ・・・」
さて、山からの湧き水のほぼ源流です。
写真には写らない程、チョロチョロ。
これがやがてまとめられて塩ビを通して、
マニーさんの田んぼに注ぎ込まれます。
米もやってるんです!
以前、書いたかもしれませんが、マニー
さんは本業があるサラリーマンなんですよ。
ほぼ完璧な自然農法の田んぼ。
更に場所を移動。
別の畑。
ここは得に自然農法にこだわった畑。
野菜の力だけで、それらが育つ様、
そのお手伝いをちょっとだけしてあげる畑。
微生物と雑草と虫と野菜の4者がバランス
よく調和された畑です。
最後になりますが、もう一つ別の場所に畑があ
ります。
現在はビーツがゴロゴロしていましたが、且つ
ては小麦も栽培・・・小麦粉も作ってらっし
ゃいました。
もう一度、言いますが現役のサラリーマン
です。夜勤ありの・・・。
もちろんそっちのお仕事もバリバリ活躍。
今日と言って日付がかわりましたね。土曜
日の午前中にまた野菜を届けて頂きました。
段ボール一杯の野菜です。
ワクワクして開封。
タルティーボ、黒人参、黄色人参、新黒田
人参、赤じゃが芋、コウサイタイ・・・・etc.
全ての野菜がマニーさんの顔に見えました・・・。
全ての野菜がこっちを見てました・・・。
驚愕です。
この野菜達をちゃんと使いこなせるか否かの
プレッシャーがもの凄いのです。
いつも納品される度に思います。
いろいろな生産者さんにお世話になってい
ます。本当に色々配慮して頂き有りがたく思
っています。
マニーさんとは通常LINEでやり取りをして
いますが、いろんな生産者さんが口をそろ
えておっしゃるのは、以下の通りです。
(右/緑)・・・僕
(左/白)・・・マニー(馬庭)さん
「最高の喜ぶ!・・・です!」
コメント
いつもシェフには感心致します。
仕事が終わってから、このブログを書いていらっしゃるとは。。。
それにしても写真の撮り方が上手いですね~~~!!
今度、コツを教えて下さいね(^^)/
自分のラインはちと、恥ずかしいですね(笑)
マニー農園様
大事なお野菜達!
今夜のお客様にも大好評でした。
次回、畑にお邪魔するのがまた楽しみですよ!