フリットの衣
2012年7月30日 22:07
「作り方を!」とたまに言われるフリットの衣のレシピです。
これまで目分量でやっていたので、初めてグラム数を計りました。
家庭用の量よりちょっと多めかもしれませんが、夫婦二人とかで
あれば、このレシピの半分ぐらいで十分かな?尚、冷蔵庫に入れて
いれば、3日は大丈夫だと思います。
◆強力粉 ・・・ 約180g
◆塩 ・・・ 約1g
◆ドライイースト ・・・約1.5g
◆砂糖 ・・・ 約3g
◆水 ・・・ 約200~250㏄
粉物をボウルに入れて、水は少しずつ加えます。
粘りが出ない様に、ヘラなどでサクサク混ぜます。
(粘りが出ると食感が重くなりますが、混ぜているとだいたい
粘っちゃうもんです。こねる感じでなければいいと思います)
天麩羅よりも重いボテッとなればOK。ヘラにべっとり衣が
くっついている感じ。
イーストを発酵させなければいけないので温かい所に、この夏
なら20~30分も置いておくと、イーストが発酵し始めて、泡
がブクブクなってくると思います。完成。
食材に下味の塩を付ける方法もありますが、僕は付けません。
後で塩をつけるので、コレで十分だと思います。
180℃ぐらいの油(竹串をさして小さな泡がプクプク出るくらい)
を用意し、衣を付けた食材を油の中に。
イーストを加えた衣がブワッと膨らみます。均一に火が入る様に、
菜箸で上下コロコロを回します。衣がカリカリのサクサクになったら、
余分な油をきる為にザルに上げて、熱々の内に塩をかけて完成。
レモンを添えてどうぞ。
さて、以上のリクツ・・・。
◆強力粉
薄力粉よりグルテン(粘り)が強いのでサクサクに
◆塩
塩味(少しは保存の意味も・・)
◆ドライイースト
膨らます為(ビールを使う人もいますね。イーストの方が発酵
パワーが強く長いと思います)
◆砂糖
イーストが大好きな食べ物。砂糖を食べて元気になって泡がブクブ
ク出来ます。
ちなみにイーストは塩があんまり好きじゃなかったかと・・。
(無駄な膨らみを抑える役割りもあった様な・・気がする)
◎全くもってパンを作るリクツと一緒だと思います。
イーストが一番膨らむのは約37、8℃(人間の体温より少し
高め)。この温度になるまでイーストは膨らみ続けます。
この温度以上になったらイースト菌は死にます。
つまりパンも衣もイーストが一番膨らんで死んだ瞬間なのです。
(あまり美味しそうな表現ではない・・・)
尚、熱々に塩をかけるのは、味が染み込みやすいから。
ちなみに今晩はミニトマトをフリットにしましたが、久々の
大ヒット。
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