「腫れる」で思い出した話
2012年10月6日 23:57
1週間ほど前に小エビの棘が右手中指に刺さったらしく、今現
在そこが腫れあがっています。トングを持ったり、書き物をして
いる時に異常にイ・タ・イ・・・。
そう!思えば、10年程前か?
他店での修行時代。ゴミ捨ての時にビニールから飛び出ていた
忘れもしない「真鯛」の骨が右ふくらはぎに刺さりました。
なぜ忘れもしない「真鯛」かと言うと、その日は僕が下処理を
し調理したから。ただそれだけ・・。
刺さった時は「今なんかチクッとしたなぁ~」と思ったぐらい。
それから1~2日は「なんかまだチクッとし続けてるなぁ~」と
いう感じ。3日目辺りからどんどん腫れあがり、親指大の痛さが、
手のひらサイズとなり、ふくらはぎ半分は腫れたかと思うと、もは
や膝から足首まで腫れまくりました・・・。
立っている時は、ジンジンと熱い感じでしたが、しゃがんで患部
を圧迫すると痛いのなんの。
いよいよだ!と思い、明日も痛かったら病院だ!と思った次の日
から3日程かけてあれよあれよと言う間に治ってきました。
1週間後にはかさぶたとなり、脱皮してるがの如く患部の皮がボロ
ボロと剥けて行く・・・。カユイカユイ。痛キモ痒い。
1カ月後。ボリッと搔いたら「ん?なんかもげた?」。
恐る恐る「そのなんかもげたモノ」を見たらなんとあの真鯛の骨(約
1㎝)。
“異物を排除しようとする人間の神秘的な力”に感動し、それを仕事
仲間の皆さんに是非お伝えしようと思い、そいつを大事にティッシュに
包んで、次の日職場に持っていったら。
「気持ち悪い」
「そもそもそんなものを見せようとする人間性も気持ち悪い」
と言われたのを思い出しました・・・。
あれ以来、なんか刺さってどこかが腫れるとトラウマとして、いつも
この事を思い出します・・・。
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