マンゴーは2度美味しい
2012年6月23日 23:58
先日の夜、常連のお客様がお帰り際に、「実はマンゴーを栽培してる」と。
「ついては、今度機会あらば持参する上、試食頂き味を吟味しご評価頂け
ないか?」との事。
翌日の夜、持参されました。
しかも土砂降りの中。
大事に育てたマンゴーを一つ持って・・・。
その気持ちに感動して、ちょっち涙が・・・。
果たしてマンゴー・・・そんなに食べた事ない。
ご評価頂けないか?とは、作られているお客様はおろか、マンゴーそのもの
にも恐れ多い。誠に恐悦至極でござそうろぅ~。
「4~5ぐらいでやや熟し気味」とおっしゃるものの4~5の意味がわからない。
さて、夜の仕事が終わり果てして手に取る。
果たして香りがもの凄い。
果たして柔らかさが繊細。
果てしてずっしり感が重厚さをかもし出す。
果たして食べたい。
果たして庶民の僕が食べていいものだろうか?
果たして勇気をもって介錯の気持ちで包丁を入れる。
果汁が凄い。常温で置いてたのに何故かひんやり。
マンゴーを一旦、ミキサーにかけてゼラチンを入れて裏ごしして
再度、固めた様な滑らかさ。“ツルン”でもないし“トロン”でもないし、
2つ合わせて“ツロ~ン”って感じ・・・。
口当たりがいいってもんじゃない。
喉越しがいいってもんじゃない。
同時に果汁がジョワァ~と。
同時に香りがホワァ~と。
同時に繊細さがホンノリ~と。
同時に重厚さがズドンと。
美味しい!旨い!はぁ~って感じ。
これが天下のマンゴーなのかぁ~と、全う庶民の僕の口は驚く。
さて、この表現をお客様にどうお伝えするかが問題。
簡潔に40過ぎの男らしく伝えなきゃいけない。
と思ってたら、スイマセン・・・マンゴー食べ過ぎてゲップが出ました。
なんて贅沢なゲップなんでしょう。
果たして、ゲップを含め2度美味しいマンゴーでした。
ゲップも繊細重厚優雅豪華感謝感激恐入恐悦至極二度美味。
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